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第56期王将戦「羽生善治王将VS佐藤康光挑戦者」

主催 毎日新聞・スポーツニッポン
平成19年3月19・20日対局

前夜祭

平成19年3月18日(日)
昨年に続いて相川のホテル大佐渡に佐渡の将棋愛好家が大勢集まって、高野市長の挨拶で前夜祭が行われました。昨年は波が高く荒れた天候でしたが、今年は波も静かで穏やかな雰囲気でした。翌日から王将戦7番勝負の決着がつく第7局の対局前夜ですので、羽生王将・佐藤棋聖の両対局者は花束贈呈・民謡での歓迎を受けて、参加者との記念写真を撮るなどリラックスして見えたものの、早めに自室へ戻られて決戦に備えたようです。

平成19年3月18日(日)第56期王将戦「羽生善治王将VS佐藤康光挑戦者」前夜祭の写真※日本将棋連盟から写真掲載の許可を受けています
「前夜祭の風景(両対局者と立会人)」

第1日目

平成19年3月19日(月)9時対局開始。
昨年・今年と2年連続で王将戦の対局に使用する将棋盤・駒を提供していただいた渡辺産商会長と地元将棋ファン2名が対局開始の初手を見学させてもらいました。

第2日目

平成19年3月20日(火)
封じ手は▲7八金上。2日目は大盤解説会があるので、佐渡の将棋ファンが集まっている。桂得の羽生王将が優勢なようだが、佐藤棋聖から反撃の狙いもあって、解説会場は熱戦に盛り上がっている。優勢と言われていたが、羽生王将が慎重に確実に決めて勝利を掴んだのは午後6時52分。これで4勝3敗となり王将位を防衛したとともに、王将位通算10期になり、大山康晴永世王将に次いで二人目の「永世王将」の称号を得ました。

大盤解説会の真田七段」※日本将棋連盟から写真掲載の許可を受けています
「大盤解説会の真田七段」

「大盤解説会の観客」※日本将棋連盟から写真掲載の許可を受けています
「大盤解説会の観客」

※掲載している写真は、全て日本将棋連盟から写真掲載の許可を受けています